よくルーターでは、DHCP(Dynmic Host Configuration Protocol)サーバー機能といって、ラン側(Ethernet)で自由に使えるプライベートIPアドレスを接続されたパソコンに割り振って、何台ものパソコンを同時にネットに接続させる機能がある。うちのACCA指定の富士通製ADSLモデムもそうであった。このような機能がONになっている場合、外からアクセスしても、モデムの先はどのパソコンにいったらよいか分からなくなるのである。そうした場合、静的NATという機能を用いて経路を固定化して解決するらしい。うちのモデムの場合静的NATという名ではなかったが、同じ機能のスタティックIPマスカレードというのがあって、これでプライベートIP、サブネットマスク、ポート番号などを固定化できた。 この先で還暦和泉の狸さんはどういう訳かプロバイダーのプロキシサーバーを中に介在させて、自宅サーバー化に成功したと書かれているが、KDDI の DION ではプロキシサーバーなどない。第一どういう仕組みで成功したのかも分からん。 うちのADSLモデムは、接続方法が3つ選択できる。ルーターモードの PPPoA 接続と、同じくルーターモードの PPPoE 接続、それにブリッジモード接続である。複数台のパソコンを接続してネットに繋げられるようにするためには、DHCPサーバー機能がONでないとだめなので、DHCPサーバー機能を使えないブリッジモードでは、一度に複数台のパソコンを繋ぐことはできない。しかし反対に、外からアクセスするにはモデムの先にはひとつの経路しかないのだから、自宅パソコンのサーバー化によいのではないか。そう思って、一生懸命この設定に挑戦してみたが、結局だめであった。理由は未だによく分からずにいる。(;;) またまたルーターモードの PPPoA 接続にもどし、DHCPサーバー機能をOFF、スタティックIPマスカレード機能で、プライベートIP、サブネットマスク、ポート番号などを固定化した。Proxy DNS設定というのもあったので有効にし、DNSサーバIPの自動取得を無効にすると、自動的にDNSサーバのIPアドレスが表示された。おそらくこれは NO-IP.COM の IPアドレスだろうなどと勝手に想像していたが、後から色々と調べてみると、これはプロバイダーのプライマリDNSというものだった。
自宅サーバが開局できているかいないかは、お仲間に見てもらったり、自分で近所の |