自宅のパソコンがサーバーになっちゃったよ 2 
その1、3、4、5、6、7、8、



 自宅パソコンを web サーバーにするのに一番関わってくる事柄が、IPアドレスである。今までIPアドレスという言葉はいく度となく耳にしているけれども、それほど詳しく知っている訳ではない。世界中のコンピューターに割り振られた番号で、ひとつとして同じものはないとか・・・。しかし、以前設置したアクセス解析cgiは、自分のIPアドレスを記入しておくと、自分のアクセスをカウントしないという優れものであるが、しょっちゅう自分のアクセスをカウントしてしまう。自分のIPアドレスが変わってしまうんですね。変わるたんびに新しいIPアドレスをアクセス解析cgiに書き込んであげる。それはなぜか、ケントウェブさんの自宅マシンサーバ化計画の中の一節にこう書いてあった。

 「IPアドレスが分かれば自宅サーバへアクセスすることができます。ところが、困ったことが1点出てきます。実はこのIPアドレスというのは、プロバイダへ接続するたびに変わってしまうのです。・・・これはプロバイダが、いくつかのIPアドレスを有していて、会員がサーバへ接続してきたときに、空いているIPアドレスをその都度割り振っているためです。」


 な〜るほどIPアドレスには色々あるのだ。 NIC(Network Information Center)と呼ばれる組織に申請をして正式にもらったIPアドレスをグローバルIPアドレスと言い、それはプロバイダーを対象に配布されるらしい。日本には JPNIC という組織があるそうな。「ふむふむ、そうか、ケントさんの説明のようにサービスプロバイダーは、自分が持っているいくつかのグローバルIPを利用者にその都度割り振っているのか。」

 IPアドレスが変わらなければ http:// IPアドレス /(例えば http://218.214.38.33/ )といったURLで自サイトにアクセスできるのだが、こんなアドレスではいかにも味気ないし、格好悪い。それで、http://何々.com/ といったドメインネームにし、そのドメインネームに先ほどの 218.214.38.33 といったIPアドレスを関連付けてあげれば、格好いいドメインネームが使えると言う訳だ。しかし、グローバルIPアドレスがいくつもあるのではな・・・。

 でも心配はご無用、それが解決できないようなら、ケントさんがわざわざこのようなコーナーを設けたりしないでしょう。解説を読んで行くと、どうもそういった動的なIPアドレスに対応してくれるドメインネームをまたまた無料で下さるサイトがあるらしい。うほほ、世の中奇特な方も多いのですね。しかしこのサービスは、結局再アクセスした際にグローバルIPをチェックし、変化していたらドメインネームを下さったサイトまで行って、更新してこなければならないとのこと・・・。しかしまたまたここに奇特な方が現れ、この作業を自動的にしてくれるありがたいソフトを作り、またまた無料にて配布して下さっているのだ。は〜、ネットの世界はお金に困っている人が少ないのだ、なんて言わずにありがたく、ありがた〜く使わせて頂きますじゃ。m(_ _)m






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