3000円のパソコンがサーバーになっちゃったよ 1 
その2、3、4、5、6、7、8、9、と作る予定です〜。(^^*);;;



 さて、年の瀬も押し迫って来た2002年12月末に、近所の大きな電気店 murauchi.co.jp に、母上の部屋の照明器具を買いに訪れた。買い物も済み、隣接したリサイクルのチェーン店、Hard off をたまたま覗いてみる。あまりこの手のお店には入ったこともなかつたが、最近昔の古いパソコンが、Unix 系の OS を入れることによってサーバとなると聞いたもんだから、にわかに興味が湧いて来たのである。これと言ってめぼしいものは見つからなかったが、奥のジャンク品コーナーに黒いお弁当箱のようなノートパソコンが山積みになっていた。もう既に何人かの人がそれらを物色しているし、小脇に抱えて購入体制に入っている人もいる。


 「ふ〜む、なんじゃらほいっ。」 わたしも負けじと覗き込む。「ほほ〜、IBM の古い型のノートパソコン、Think Pad ですね。」 裏などをよく見ると、教育課とか、横浜支店などと言ったステッカーがはってある。「ふむふむ、これはどこぞの企業、銀行辺りの大量払い下げでござるな。」 どれもビニール袋にきっちりと入れられているので、中を覗くことはできない。しかし、見た目どれもそこそこにきれいである。価格は3000円。未検査と書かれてあった。



 「3000円ならダメ元ではないか。ひとつ買っておくか。」 そばでわたしと同じようにこの黒いお弁当箱を覗き込んでいる人がいたので、「今ひとつ買いますが、中をご覧になりますか?」とお尋ねすると、さも見たそうにされているので、レジで清算を済ませた後、その方と袋を開けて覗いてみた。「お〜ぉっ、中々よい状態ですね。」その方がおっしゃるには、IBM のノート用バッテリーだけでも1500円ほどするので、これはお買い得ですよとのことである。まっ役に立つのか立たないのか、今は全くわからないけれども、かすかな夢を抱いて帰路に着いた。(^^)






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