Windows XPでは、メールの送受信には アウトルック・エクスプレス(Outlook Express) か、アウトルック(Outlook) というメールソフトが、Windows Vista では、Windows メール というメールソフトがよく使われています。Windows のパソコンを購入した時点では、直ぐに アウトルック・エクスプレス や Windowsメール が使える状態になっていますので、メールの送受信にはこのどちらかを使っている人がほとんどです。この教室のパソコンは、全てアウトルック・エクスプレスが 規定のメールソフト に設定されています。


 Windows のパソコンで左図のようなアイコンをクリック、またはダブルクリックしますと アウトルック・エクスプレスWindows メール が起動します。普通起動すると同時にメールの受信を自動的に行う設定になっています。
 メールソフトを起動している状態で、新たにメールが届いているかどうかをチェックする場合は、ツールバーにある 送受信 のアイコン (左図)をクリックしてあげなければなりません。




 普通一般的なメールソフトでは、文章のみのメール(テキスト形式と呼ばれ、画像などは添付ファルという形で一緒に送れます)と、本文中に画像を表示したり、背景に色や模様をつけたり、メールを開くと同時に音楽を鳴らしたりすることがでるメール(HTML 形式、あるいはリッチテキスト形式とも呼ばれています)のふたつの形式があります。

 テキスト形式のメールは、世界中にあるほとんどのメールソフトで問題なく読むことができるようになっていますが、HTML 形式のメールは、メールソフトによっては上手く表示されない場合があります。受けてが、Windows のパソコンを使っていて、メールソフトもHTML 形式のメールに対応している場合は問題ないのですが、Windows 以外のパソコンを使っていて、メールソフトもHTML 形式のメールに対応していないものを使っているようなケースでは、HTML 形式のメールは必ずしも、送り手が見ていた状態で受けても見ているとは限りません。そのことを頭に入れておいてください。

 では自分の作っているメールがテキスト形式なのかHTML 形式なのか見てみましょう。まずツールバーの左図のアイコンをクリックしてください。出て来た メッセージの作成 の画面をよく見てください。

 左がテキスト形式、右がHTML 形式に設定されている場合の メッセージの作成 画面です。右の方の赤い線で囲われた部分に注目してください。ワードの書式設定のツールバーのようなツールバーが表示されています。このバーが出ていたら、そのメールはHTML 形式で作られているということになります。