故障の原因はウィルス対策ソフト?

曇り

 一日空いていたので、ゆっくり明日と明後日の教室の準備をと思っていたのですが、パソコンの調子が悪いという方からお電話です。昨年の秋にもお邪魔した方ですが、今回は違うパソコンです。2007年秋発売の富士通製の FMV BIBLO NF70X Windows Vista。インターネット・エクスプローラーの動作がちょっとおかしいです。ヤフーメールを送ろうとしても、新規メール作成の画面がでません。マカフィーのウィルス対策ソフトをお使いですが、タスクトレイのアイコンはクリック、右クリックどちらにも無反応。デスクトップのマカフィーのアイコンをクリックすると、メイン画面の大きさの真っ白なウィンドウがでるだけです。そして、またしてもシステムの復元がエラーになってしまいました。ただ、CrystalDiskInfo の表示では、代替処理済や代替処理保留中のセクタ数はゼロでした。ハードディスクは大丈夫そうなので、今のハードディスクのままでリカバリしたら直るのではとご説明しご了解いただきました。ところが今ご不在の娘さんのパソコンだそうで、リカバリ・ディスクやオフィスのインストール・ディスク、説明書が見つからないそうです。それでとりあえずお預かりして帰宅し、起動時に F8 や F12 をチェックしてみたのですが、ハードディスクにリカバリ領域はないようです。そうしたら夜、メモリも増設して欲しいとのお電話がありました。その時に、リカバリ・ディスクとオフィスのインストール・ディスクのことをお聞きしましたら、そっくり持っておられるとのことでしたので、明日中級教室の帰りにお寄りしてお預かりすることになりました。

 それにしても、リカバリしないといけないパソコンの修理が続きます。どちらもウィルス対策ソフトの動きがおかしくなっていました。前にも何回か、おかしくなった原因がウィルス対策ソフトではないかとみられるパソコンがありました。ウィルス対策ソフトの、セキュリティ機能の方が悪影響を与えているように思えます。どんどん高機能・多機能になって行くウィルス対策ソフトですが、どうなんでしょう、初心者の人たちがそれを使いこなせていないのではないでしょうか。ただインストールして、それっきりという人がほとんどなんではないでしょうか。