手術後2回目の運動処方

晴れ  久し振りに良い天気となりました。榊原記念病院に心臓リハビリに行く日は、今まで雪や雨にたたられた日が多かったので、きょうの様な日は珍しいです。ただ、きょうは心臓リハビリではなく、今後どの程度の運動(リハビリ)をしたら良いかを検査して運動処方箋を出していただくことになっています。アクリル製のマスクを頭からかぶってがっちりととめ、心電図計などを体に装着した後、安静時からの血圧、心電図、心拍数などを測りながら、エアロバイクに乗ってだんだんと負荷を上げて行きます。最後にもうできませんというところで手を上げて許してもらうという検査です。緊張しながら待つことしばし、やっと呼ばれて検査開始です。エアロバイクに乗った後の安静時計測がやけに長く、「いつこぎ始めるのですか?」 とお聞きしたら、もう少しですから喋らないでくださいと怒られてしまいました。検査中は喋ってはいけないのです。やっとOKが出てこぎ始めました。ピッピッピッという音が出、それに合わせてこぎます。しばらくすると徐々にペダルが重くなります。最後にはこんなに重いのという感じになり、脚が辛くなり出します。とうとう息も苦しくなってギブアップしました。全部で30分ほどの検査でした。

 検査結果が出るまで、30〜40分かかるので、売店でカロリーメイトを買って一階ロビーの、つい立のあるテーブルの中で食べていました。結果が出て呼ばれ、女医さんに説明していただいたのですが、結果はとても良かったそうです。退院時の検査結果と比べると、2段階アップだそうで、5ヶ月間にこれだけアップするのは驚異的だとも言われました。退院直後に日野市立病院で胸部レントゲン撮影をした時に、左肺の下部が潰れていると言われましたので、先週の胸部レントゲン撮影の結果を見せていただけますかとお願いしましたら、手術直後からの胸部レントゲン写真を皆見せてくださいました。病院のサーバに全てのデータが保存してあるので、院内のパソコンから患者の氏名を入力すると簡単にデータを表示することができます。先生の説明によりますと、左肺は、ずっと水が溜まった状態だったとのことで、先週の写真では水はすっかりなくなっていますとのこと。写真を見ますと、ずっと左肺の下部はもやもやっと写っていますが、先週撮ったものは、はっきりと肺の形が出ていました。右肺と全く同じに左右対称形です。この溜まった水がなかなか引かないで、治療を受けている患者さんもいるそうです。この結果は本当に嬉しかったです。実際今は、左肺を下にして寝ても、大きな声で歌を歌ったも、咳き込むことはなくなりました。

 京王線の回数券が4枚残っているので、きょうと来週はバスと電車での通院です。帰りに飛田給駅のホームから、記念に病院に行く側の写真を撮っておきました。いつも向かって左側の裏道を通って通いました。性格的に、広い表通りより、細い裏道の方が好きなのです。