貸別荘 Musica 滞在記 5

 Musica 滞在記 2でも書きましたが、上田市にはニワウルシが本当にたくさん生えています。ニワウルシは名前にウルシの文字が入っていますが、ウルシ科ではなくニガキ科です。ですからかぶれる心配はありません。別名シンジュ(神樹)といいますが、この名前は英名の Tree of Heaven から来ているそうです。明治時代に養蚕の飼料(シンジュサンという蛾の食草)として各地に植えられ、それが野生化しているとのこと。今は実ができつつある時期ですが、花期は6月です。雌雄異株で、雄花の画像を 2002年の6月2日に日野市内の蚕糸試験場跡地で撮ったことがあります。

晴れ  きのうは午前中市立病院の整形外科へ。もう腰痛は痛みが全くなくなっていますので、良くなったという報告に行くようなものだななどと考えながら待合室で待っていました。先生は前屈と体を反らす動作をわたしにさせ、「大丈夫そうですね。腰椎分離症ですから、重いものを持ったり、長時間歩いたりしないよう気をつけてください。また痛くなっりましたら来院してください。」と仰ってくださいました。

 おば〜ちゃんが召天して色々な手続きをしていますが、いよいよ大体終りに近づいて来ました。帰宅してサンドイッチを作って食べながら、きょうは金曜日だな…。おば〜ちゃんは共済組合の遺族年金をいただいていたのですが、国民厚生年金の受給資格もあるということで、2か月ごとに約3,400円ほどをいただいていました。おば〜ちゃんが亡くなったことを直ぐに社会保険庁に報告しなかったので、6月15日に4、5月分の 3,383円がおば〜ちゃんのいつもの振り込み口座に振り込まれました。おば〜ちゃんは5月31日に亡くなりましたので、4、5月分はいただいて問題ないと思っていたのですが、後で社会保険庁に手続きをお尋ねしましたら、この 3,383円を受け取るためにはおば〜ちゃんの死亡が確認できる戸籍謄本、わたしの住民票、おば〜ちゃんの住民票除票、わたしの身分証明になるもの(運転免許証や保険証)、印鑑などを八王子社会保険事務所持って行かねばならないとのことでした。もし受け取らないでよいならば、おば〜ちゃんの死亡診断書のコピーを送ってくださいとのこと。そうすると後で既にいただいた 3,383円の返還請求書のようなものが来て、お返ししなければいけないそうです。考えました。戸籍謄本だけでも 450円かかります。届け出は八王子社会保険事務所に出向かなければいけないとのことですので、バスで行くと 400円かかります。ところが市役所に電話して住民票の除票についてお尋ねしたところ、これは住民票と一対のものと考え、代金はわたしの住民票に含まれるとのことでした。それで書類を揃えて八王子社会保険事務所に行くことにしたのですが、市役所で国民年金の手続き用ということで住民票を請求しましたところ、国民年金の手続き用の住民票は無料で発行されますといわれ、ただとなってしまいました。色々な決まりがあるのですね。

 これらの書類をいただいたのが7月17日。それからなんやかんやあって中々出かけられず、きのうが金曜日だったので午後の内に済ませたらなと思った訳です。書類、印鑑など揃いましたので、2時過ぎに出かけることにしました。JR八王子駅でバスを降りますと、駅前が何やらいつもより賑やかです。まず放射線通り入口はたくさんの提灯で飾られていました。よさこい祭りの踊りのようなパフォーマンスが行われていて、黒山の人だかりです。懐かしい都まんじゅうのお店も健在でした。都まん、本当に懐かしいです。少し行って長崎屋を過ぎ、紳士服のキクマツヤ前辺りに行くと、第25回日本氷彫刻大会と書かれた幕がさげられ、その準備が行われていました。彫る前の氷柱が、ずらっと並べられています。何とかその人だかりを抜け、やっとニュー八王子ビルの横にたどりつくことができました。大通りの信号を渡り、八王子社会保険事務所に到着。手続きは、そこで書き込む書類がいくつかあったものの、職員の人が丁寧に説明してくださったので間もなく終わりました。たくさんの人が訪れていて、忙しそうにしていましたので、わたしはネットで払い込み状況をチェックしましたら、全て払い込み済みだと確認できました、大変ですが頑張ってくださいといって八王子社会保険事務所を後にしました。

 南町の信号の辺りに洋服のリフォームのお店があって、おば〜ちゃんがいい生地なのでもったいないと上着をここで作ったことがありました。わたしが車で何回も送り迎えした記憶があります。そのお店が未だあるかなと思って帰りに探してみましたが、このお店は今はもうありませんでした。デジカメを持って来れば撮りたいシーンがたくさんあったのですが、まさかお祭りが行われているとは思わなかったのでしかたありません。ちなみにお祭りはこの土日がメインのようです。立派な山車が街角で待機していました。わたしの町、日野台にも山車はありますが、その立派さは大分差がありました。(^^;)

日野の梨は未だ早い?

晴れ
 昨日は久し振りに良い天気になりましたね。車で出かけた時に、万願寺3丁目の高速道路脇の自分の家で作った作物を直販していらっしゃる農家に寄って梨を買おうと思ったのですが、梨は農家の方が高齢になったのと、梨畑を区画整理で手放したので止めましたといわれてしまいました。車の中から見た陳列台で、梨に見えたのは玉葱でした。でもたくさんの新鮮野菜を売っておられましたので、じゃが芋、玉葱、枝豆を買って帰りました。(^^;)
 Musica のオーナーの愛犬、はるちゃんです。オークションで買った IXY DIGITAL 300 で撮った AVI 形式の動画をフリーソフトの Riva FLV Encoder でフラッシュビデオに変換しました。

貸別荘 Musica 滞在記 4

晴れ
サボンソウ ナデシコ科サボンソウ属
学名 Saponaria officinalis
 今回の長野県上田市滞在で初めて見ました。Musica から国際国際音楽村のホールこだまに行く途中の道端に咲いていました。始め知らない草本だとは思っていなかったのですが、名前が浮かばなかったので山渓の夏の花の本を見て調べてみました。ところがそれらしい花が載っていず判りません。何となく花がナデシコ科に見えましたので、ナデシコ科で Google の画像検索をしてみましたところ、このサボンソウにたどりつきました。学名の「サポナリア(Saponaria)」は、ラテン語の「Sapo (石けん)」から来ているそうです。サボンソウの葉にサポニンという成分が含まれていて、その汁が泡立つので洗剤や入浴剤として利用されたとのことです。イギリスではソープワート(soapwort 石鹸草という意味)と呼ばれているそうです。明治初期に日本にやって来た、ヨーロッパや西アジア原産の多年草だそうで、観賞や薬用として栽培されて来ましが、しばしば人家周辺で逃げ出したものが野生化しているとのことです。東京都調布市で撮影された画像が載っていましたので、日野市内にも生息しているかも知れません。

貸別荘 Musica 滞在記 3

 信州国際音楽村といっても、そういう名前の村が実在する訳ではありません。住所としては、長野県上田市生田2937-1 になります。カラマツやヒノキによる純木造のホールで日本一の大きさといわれています『ホールこだま』、野外にある『パノラマステージひびき』、『生涯学習の里・研修センター』と、その宿泊施設、プライベートレストラン『壺屋』、『物産館』、水仙やラベンダー畑、近くには焼きたてパンのお店とんぼハウス『花風里(はなかざり)』、長野計器㈱の Technical Solutions Center などなどが集まって公園になっています。Musica のオーナーのお話では、この周辺には音楽家たちの家々がたくさん建つはずだったそうなんですが、必ずしも発足当初の思惑通りには行っていないとか…。Musica も信州国際音楽村の意向を踏まえて建てられ、毎年日野市アマチュアオーケストラの方々の合宿施設として利用されています。信州国際音楽村近くでは、道路標識での案内はもちろん、写真左上のような道案内板もあちこちに見られます。

曇り  上田市について何も知らないわたしは、Musica のオーナーに案内されるままにお蕎麦屋へと向かいました。Musica のホールに置いてあった色々なパンフレットの中に、上田駅でもらえるという『口コミそばmap』があり、どうもあの鬼平犯科帳や剣客商売の作者として知られる作家池波正太郎氏がよく行かれたという『刀屋』というお蕎麦屋さんなど、全国的に有名なお店がこの辺りにたくさんあるようです。今回は混んでいると困るので、国分1丁目にある『茜屋』というお店に行きました。入口を入ったところに、出汁を取った後の大きな鰹節をただでお持ちくださいと置いてありました。Musica のオーナーは愛犬にあげるんだとひとつゲット。Musica のオーナーは国分寺蕎麦(写真左下)をわたしは冷やし山菜蕎麦(写真右下)を注文しました。腰がものすごくあり、量もたくさんあります。Musica のオーナーのお話では、大盛りを頼んだりすると、中々食べ切れないとのことでした。茜屋の特徴は、ほとんどのメニューにうどんと蕎麦があります。ですからメニューには国分寺とか冷やし山菜としか書いてありません。注文する際に、国分寺蕎麦とか、国分寺うどんとかと指定するようになっています。犬派猫派と分かれるように、蕎麦とうどんも人によって好みが分かれるようですが、わたしは断然蕎麦派です。ただ色々なお蕎麦屋さんを食べ歩くほどではないので、今回はとても楽しかったです。m(^^)m

貸別荘 Musica 滞在記 2

 長野県といったら林檎の生産地として有名ですよね。Musica のある上田市にもたくさんの林檎畑がありました。ただ時期としては収穫には未だ早いので、皆袋をかぶっていました。ところどころ左の写真のように裸の林檎がありました。すこ〜し赤くなって来ていますね。Musica のある信州国際音楽村を2回写真を撮りながら歩いたのですが、生えている草や樹木は東京都日野市とさほど変わりません。道端にはアカツメクサやヨウシュヤマゴボウが咲き、田の畔にはノカンゾウやヤブカンゾウの花が咲いていました。また、ニワウルシの木がたくさん生えていました。本当に到るところに生えています。丁度花が実に変わる時期でしたので、とても目立ちました。

雨後
曇り
 今回同行いたしましたオーナーの飼い犬、はるちゃんです。犬にあまり詳しくないので、前の書き込みで百一匹ワンちゃんに出てくる種類の犬などと書きましたが、ダルメシアンという種類の雌犬です。もう10才以上ということですので、ちょっとお婆ちゃんのようです。犬好きには人気がある種類のようで、帰りの高速道路の料金所のお兄さんが、車中のケージに入れられたはるちゃんを見て「あっ、ダルメシアンだ!。」といっていました。お年寄りといってもとても元気がよく、頭を撫でようとすると直ぐに飛びついて来ます。車がハッチバックですので、ケージが上手く入ったのですが、後部座席を倒した部分に乗っているのでちょっと後ろに傾斜しています。それでダンボールなどを挟んで平らになるようにしました。ケージに入るのは嫌ではないようで、オーナーが促すと、さっとケージの中に入ります。炎天下のサービスエリアでケージの外に出、ちょっと散歩して戻ると、流石に暑いらしくしばらく立ったまま舌を出してハーハーハーハーいっていますが、そのうちに落ち着いて座って大人しくしていました。高速道路を走る車に乗るのが好きとのことで、高速道路走行中はほとんど大人しくしていました。ところが犬もおならをするとのことで、帰りの車中では何回か車内が臭くなりました。(^^;)

貸別荘 Musica 滞在記 1

晴れ

雷雨
 前の投稿に書きましたように7月26日(木)から二泊三日で、長野県上田市生田の信州国際音楽村に別荘をお持ちの方に同行して来ました。オーナーの方が、利用していない期間貸別荘として使いたいとのことで、そのウェブサイト作成・管理を5年ほど前から行っているのですが、おば〜ちゃんの具合が悪かったので取材に行くことができずにいました。今回やっと実際に取材に行くことができたという訳です。梅雨明け宣言は出ていなかったのですが、幸い天気には恵まれました。きょうから少しずつ今回撮った写真を紹介したいと思っています。第1回目はラベンダーです。信州国際音楽村のラベンダー祭りは、2007年は6月16日(土) 〜 7月16日(日)でしたので、もう終っていたのですが、西側の一角だけ花が残っていました。それで撮れたのがこれらの写真です。滞在最終日の28日にもう一度撮影に行った時には、ちょうど刈り払い機で全て刈り取られた後でした。初日に撮っておいて良かったです。ラベンダー畑でちょっとしゃがんで写真を撮っていると、ブーンという音が聞こえて来ました。畑を良く見てみますと、たくさんの蜜蜂がラベンダーの蜜を集めています。ものすごい数でした。ところで皆さんは、ラベンダー美人という言葉をご存じですか。これは遠くから見ると奇麗だけれど、近くから見るとそれほどでもないということだそうです。でも接写したラベンダーの花も奇麗ですよね。(^^;)

 きょうは夜になって参議院選の投票に行ったのですが、生憎ものすごい雷雨になってしまいました。雨が小降りになった時に行ったのですが、投票したわずかの間に、わたしの傘が誰かに間違われて持ち去られてしまいました。フジカラーに勤めていた時にいただき、おば〜ちゃんにあげた茶色のチェックがらの大きい傘で、お気に入りだったので残念です。いやはや。(^^;)