トリノフィギュアスケート女子シングルを見て

トリノオリンピック、フィギュアスケート女子シングルを見たが、荒川静香選手の演技は素晴らしかった。また衣装・メイキャップも、以前のイメージから全く一新されて洗練されたものになっていたと思う。マスコミの報道を見ていると、ロシアのスルツカヤ選手も、母親の腎臓病、そして自身の心臓病のせいで、一年間試合から遠のいていた時期があったとか。皆それぞれに苦労をしてオリンピックに出て来ていることがうかがえる。

人には向き不向きがあると言われるように、フィギュアスケートではジャンプの上手さもさることながら、まず見栄えのするスタイル、体の柔軟性があることが、それだけで大きなポイントとなるのではないだろうか。その点今回の荒川静香選手は、スタイル・柔軟性において、抜群のものを持っていた。油が乗って絶好調の時に、オリンピックを迎えることができたのではないだろうか。

しかしその演技の出来栄えは、審査委員の採点よりも、まず演技を終えた選手の表情に出ますね。あの笑顔が素敵なスルツカヤ選手でも、演技終了後の笑顔の中に、ほんの一瞬 『あ〜ぁっ』 といった表情を覗かせた。オリンピックはドラマですね。本当のドラマです。(^^;)

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